こんな話があります。
先生:「"maybe"ってどういう意味かわかる?」
びーん太:「『たぶん』でしょ」
先生:「"probably"ってどういう意味かわかる?」
びーん太:「それも『たぶん』」
先生:「"perhaps"ってどういう意味かわかる?」
びーん太:「う〜ん、やっぱし『たぶん』」
あなたはびーん太君状態ではないですか。では全部が全部同じ意味だと思いますか。もちろんNoですよね。この3つの「たぶん」は日本語にしてしまうとすべて「たぶん」。でも本当は微妙にニュアンスが違ってくるんです。
一度日本語的感覚で覚えてしまうと、時に間違った使い方をしてしまいます。たとえば映画「ターミネーター」でアーノルド・シュワルツネッガーが「I'll be back(戻ってくるぜ)」と言うシーンがあったのを覚えています?でもここで「I'm going to back」とは言わないんですねぇ。なんか変です。学校ではどちらも未来形で「〜だろう」と訳しなさいと教わってきました。でも違うんです。
こういった英語センスは一夜にして身につくものではありません。日々の努力が必要です。ネイティブと接しているうちに身につくものなのです。だから英語はネイティブに教わってください。たとえあなたが初心者で最初っから外人は厳しいと感じても、です。ちょっと我慢すればすぐ慣れます。ネイティブ感覚のない日本人に教わると、どっちも「〜だろう」だから同じ、なんて言いだしかねませんからね。
知ってて得するちょこっと話:アメリカ英語では「車(の中)に」と言いたいときは「in」を使うのに「バス(の中)に」は「on」を使うんですよ。